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ACSエールーム RVビックフット
ジャパンキャンピングカーショー2016で発表された、ハイエース標準ボディベースのバンコン。
一見して分かるように、大きなハイルーフを架装しているのが特徴。
運転し易さと居住性の良さを両立させている。
同社おなじみのACSを搭載しているのも特徴。
310Wのソーラーパネルと190Ahのサブバッテリーを標準装備している他、もう1個サブバッテリーをオプションで搭載可能。
他のACS搭載車同様、大容量のサブバッテリーでオール電化を実現している。
レイアウトは前部にギャレー、後部は全面に縦置き常設ハイマウントダブルベッドを装備、厚めのマットレスを使った本格的なベッドになっている。
簡易的な車中泊車とは大きく差異化している。
ただ、ダイネットは、助手席のシートバックを前に倒して作る簡易的な後ろ向きシートと、腰掛椅子とでギャレーの跳ね上げ式テーブルを挟むシンプルなものに割切っている。
ふたり旅で良質な睡眠を提供するという明確なコンセプトで、ベッドにプライオリティを置いたレイアウトは、旅のスタイルが合致するユーザーには最適解であろう。
そして、ACSエールームの更なる特徴は、家庭用エアコンを装備できること。
オプションだが、従来のACSバンコンではACSソラネルを除いて設定されていなかったので画期的といえる。
エアコンの室外機は、ボディ中央右側に設置される。
ボディに排気口が見えるが、不自然さはない。
また、室内機は、キャブ上部の空間に設置される。
少し奥まったところに設置されるが、ベッドへは間接的に冷気が来るので、ちょうど良いかもしれない。
なお、ギャレーにはIHコンロがオプションで用意されている。
オール電化を謳うACSだが、IHコンロは消費電力も大きいので、特にこだわらない場合は普通のカセットガスコンロでも良いだろう。
冷蔵庫は他のACSバンコンのような大きなものではないが、49リッターのものが標準装備される。
収納は、ハイマウントベッド下が大きな収納部になっているので、二人分の荷物なら長期旅でも余裕で収納できる。
オーバーヘッド収納やギャレーコンソールの収納など、小物収納も豊富に用意されているので、収納に困ることは無いだろう。
ビルダー | RVビックフット |
車名 | ACSエールーム |
ルーフ架装 | ○ |
ナンバー区分 | 8 |
乗車人数 | 2 |
就寝人数 | 2 |
ベース車 | ハイエース標準ボディ |
サブバッテリー | ○(190Ah) |
バッテリー増設 | OP(190Ah) |
走行充電システム | ○ |
外部100V入力/充電 | ○ |
インバーター | ↓ |
大容量インバーター | OP(1500W) |
ルーフベンチレーター | ○ |
コンロ | ○(IH 1口) |
シンク | ○ |
給水タンク | ○(20L) |
排水タンク | ○(20L) |
冷蔵庫 | ○(49L) |
電子レンジ | ○ |
ユーティリティールーム | ‐ |
ポータブルトイレ | OP |
カセットトイレ | ‐ |
カーテン/ブラインド | ○ |
FFヒーター | OP |
ルームエアコン | OP(家庭用セパレート) |
シャワー設備 | ‐ |
温水装置 | ‐ |
発電機 | ‐ |
ウインドウ架装 | - |
アクリルウインドウ | ○ |
サイドオーニング | - |
ソーラーシステム | ○(310W) |
全長(mm) | 4695 |
全幅(mm) | 1695 |
全高(mm) | 2650 |
価格(万円) | 509万円〜(2WD/6AT) |
2016年3月現在 (○は標準装備/OPはオプション)
価格は千円台切り上げ(税別)
ACSエールームの動画はこちら
2016.3.3
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